皆さんこんにちは!
八神奏介です。
今回は僕がレッスン教材として使用している「サクソフォーン教本」の使い方のポイントと注意点についてお話していきたいと思います。
前回までは導入についてお話してきましたが、今回からは本題に入っていきたいと思います。
現役サックス講師が教える サクソフォーン教本の手引き
今回のシリーズでご紹介している教本は、ドレミ楽譜出版社の管楽器メソッドシリーズサクソフォーン教本です。
価格:1,100円 (2020/1/8 12:42時点) 感想(0件) |
これからサックスを始める初心者の方、基礎をイチから見直したい方のレッスンに使用しています。
Lesson1~はじめての音~
まず、楽器を組み立てて中音域の「シ」の音を吹いてみましょう!
ここに来るまでの練習をきちんと行えば、必ず音は出せます!!
教本内に音が出ない原因についてまとめられていますが、「導入練習がきちんとできていたのに音が出ない」ということがあれば、以下のポイントを確認してください。
- ストラップの高さ
- 楽器にネックを取り付ける角度
- マウスピースの角度
音が出ないときは、こちらの3つが正しくできていないことがほとんどです。
焦らずに一度きちんと見直してみましょう。
練習に取り掛かる前に必ず楽譜の記号をすべて確認しましょう!
楽器を取り付けて音が出たら、どんどん教本を練習したくなりますよね? 気持ちは分かりますが、その前にやることがあります。
19ページに「新しく出てきた記号」という欄があります。 こちらを必ずすべて確認をしてください。
練習1の楽譜を見て、書かれているものの名前と意味がきちんと説明できますか?
なんとなくにしてはいけません!!
楽譜には必要なことしか書かれていません!!
知らないものや疑問はすべて解決してから、練習に取り組みましょう!
- 4分の4拍子→1小節の中に4分音符や4分休符が4つ入る拍子。
- 全休符→1小節休み。
- 練習1の最後の2本線は、終止線といい、曲の終わりを表しています。
- 曲中に出てくる線は、縦線(じゅうせん)といいます。
- 縦線で区切られた間のことを、小節といいます。
練習1,2,3で気を付けてほしいこと
さあ、これで準備は整いました!
練習1,2,3の練習に進みましょう!
まず最初に4拍お休みがありますよね?
音を出す1拍前にブレス(息を吸うこと)を取りましょう。
練習1の場合、1,2,3,4の4でタイミングをテンポにに合わせてブレス(息を吸うこと)を取ります。
練習1のシ、練習2のラ、練習3のソ、すべてきちんと出せましたか?
音が出せたら、全音符の音の長さに注意して音をのばしましょう。
きちんと4拍のばせていますか?
いーち、にーい、さーん、しーい←ここまでのばしてください!!
いーち、にーい、さーん、し←ここで音を切ってしまう方が多いです!
音を切るタイミングをつかむことは、最初は難しいですが、とても大切なことなので繰り返し何度も練習しましょう♪
本日はここまで
長くなってしまったので、本日はここまでにさせていただきます。
次回Lesson1の続きについて、お話させていただきたいと思います。
最初なだけに注意するべきことが多いですが、初めが肝心です!!
きちんと基礎を固めて一歩ずつ、進んでいきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
必要な方へとどきますように☆
八神奏介
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