現役サックス講師が教える【レッスン教材の手引き】~Lesson2-①~

皆さんこんにちは!
八神奏介です。

本日から6月ですね!
2020年が半分近く過ぎようとしていることを考えると時間の経過の早さに驚きます。
本日から今まで休講中だったレッスンが再開しますので、少しブログの更新ペースが落ちてしまうかもしれませんが、皆さんへお役にたてる情報を発信していけるように頑張っていきますので、よろしくお願いします。

本日のブログは、僕がレッスンで使用している《サクソフォーン教本の手引き》シリーズの続きを書いていこうと思います。
過去の記事はこちらにまとめています。

《サクソフォーン教本の手引き》まとめ

現役サックス講師が教える サクソフォーン教本の手引き

今回のシリーズでご紹介している教本は、ドレミ楽譜出版社の《管楽器メソッドシリーズ サクソフォーン教本》です。

DOREMI サクソフォーン教本

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これからサックスを始める初心者の方、サックスの基礎をイチから見直したいという方のレッスンに使用しています。

Lesson2のメインはタンギングの習得!!

Lesson2の中で習得したい技術は、タンギングです。
このタンギングは、サックスを吹く上で必要不可欠な演奏技術になりますので、正しく習得できるように丁寧に練習しましょう!!

タンギングの練習の前にタンギングとは何かキチンと理解しておきましょう!

Lesson2の一番初めに、タンギングとは何か説明がされています。

タンギングとは、舌をリードに触れさせることにより、息の流れをせき止める管楽器特有の演奏技術です。

これがタンギングです。
舌をリードに触れさせるということが分かればとりあえずはオッケー!

大切なのがこの続きに書かれている、タンギングはどんなときにするのかということ。

  • 音の始まりは原則タンギングをする
  • 原則としてスラーの付いていないフレーズは個々の音ごとにタンギングをする

この2点を理解することがとても大切です。
特に、音の始まりでタンギングをすることをLesson1ではやっていなかったので、これを忘れてしまう方が多いです。

ここまで説明をしたら、20ページや23ページの楽譜を見て、どの音でタンギングをするのか生徒さんに聞いてみましょう。
タンギングをする場所がキチンと理解できていれば、スラスラ答えられるはずです。

スラーとタイを区別できるようにしよう!

タンギングの練習に入る前に譜例Aにタイが出てきますね。
スラーとタイをキチンと区別できるようにしましょう。

スラーは2つ以上違う高さの音にかかる弧線で意味はなめらかに
タイは2つ同じ高さの音にかかる弧線で意味はつなげる

これをしっかり区別して理解しておきましょう♪

本日はここまで

今回はタンギングとは何か、またどんな時にタンギングをするのかということ。
そしてスラーとタイの区別についてお話しました。

まずは正しい理解から!
次回は実践になります。
今回のブログでお話した内容をキチンと理解して、タンギングの練習に進みましょう!!

最後までお読みいただきありがとうございました。
必要な方へ届きますように☆

八神奏介

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