現役サックス講師が教える【レッスン教材の手引き】~導入編③~

皆さんこんにちは。
八神奏介です。

本日は先日に引き続き、 【初心者向けの教材、サクソフォーン教本】について、その中身とレッスンでの使い方、練習のポイントをお話していこうと思います。

現役サックス講師が教える、サクソフォーン教本の手引き

今回のシリーズでご紹介している教本は、ドレミ楽譜出版社の管楽器メソッドシリーズサクソフォーン教本です。

楽譜 サクソフォーン教本 8451/管楽器メソード・シリーズ

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前回はサックスレッスンの導入段階で必要な内容ついてのお話でしたね。

導入についての掲載内容はこちら!
①サクソフォーンについて
②楽器の種類
③楽器の音域
④楽器の構造と各部の名称
⑤楽器の選び方
⑥マウスピース
⑦リード
⑧楽器の組み立て方
⑨楽器の手入れ
⑩調律(チューニング)
⑪正しい姿勢
⑫アンブシュア
⑬指の形と動き
⑭呼吸

⑮予備練習

今回は前回でお話しきれなかった、掲載内容⑪~⑭の導入段階で必要な内容についてのお話をしようと思います。

八神奏介流!サックスレッスンについて導入段階で必要な内容はこれだ!!

⑪正しい姿勢

正しい姿勢はとても重要です。 無理の無い姿勢で演奏できるように、生徒さんに違和感が無いか聞き取りをしながら、自分のベストな姿勢を見つけられるようにしています。

特に姿勢で気を付けたいのが、ストラップの高さ調整です。
サックスを始めたばかりの方にはすごく難しいことなので、ここで終わらず毎回変な癖が付いていないか確認してあげましょう。

⑫アンブシュア

アンブシュアについては、補助教材として別の教材を使用します。

いちばんやさしい サクソフォーンレッスン

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以前ブログでご紹介した教本です。

こちらの教材は図と説明が分かりやすく使いやすいので、オススメです。

⑬指の形と動き

こちらは結構省いてしまう先生が多いように感じますが、僕はかなり丁寧に説明をします。

教本にはポイントが5つまとめられていますが、導入段階で僕が必要としているのは3つです。

・指の関節を全て曲げる
→特に指の第一関節には注意していただくように声をかけます。

・指を動かすときは指のつけねから動かす

・指を動かすときは、なるべく指をキィから離さない

⑭呼吸


腹式呼吸がきちんとできることは、サックスを吹くためには必ず必要です。

呼吸については、教本に書いてある内容に沿って説明していきます。

文章だけではなかなか伝わりにくいので、レッスンでは実際にやって見せ、自分なりの説明を加えると良いでしょう。

①~⑭までの取り組む順番は?

ここまで導入段階のレッスンについてお話をしましたが、ここまでのまとめとして、どの順番で取り組むか明示しておきます。

①サクソフォーンについて
②楽器の種類
⑫アンブシュア
⑭呼吸
⑪正しい姿勢
⑬指の形と動き

最後に

サクソフォーン教本の導入段階で必要な内容について、お話しましたがいかがでしたか?

導入はサラッと流してしまいやすいですが、サックスをきちんと吹くためにはとても重要です。

後から「そうなんですか?知らなかった (^^;」なんてことにならないよう、最初に丁寧に取り組みましょう!

必要な方へ届きますように☆

八神奏介

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