《今日は何の日シリーズ》6月4日は日本で初めて“アンコール”が行われた日

皆さんこんにちは!
八神奏介です。

早速ですが本日6月4日は何の日か知っていますか?

6月4日は日本で初めて“アンコール”が行われた日なのです!今回は「アンコール」ついてブログを書こうと思います。

日本のコンサートやライブでは定番のアンコール!その歴史に迫る!!

コンサートやライブの最後で行われる「アンコール」。皆さん一度はコールしたことがあるのではないでしょうか?

日本のコンサートやライブでは定番となっている「アンコール」。いつから始まったのでしょうか?

アンコールの誕生

世界で初めて「アンコール」行われたのは、17世紀。

当時盛んだったイタリア・オペラで、名歌手たちがアリアを歌い終わったとき、観衆が「もう一度聴きたい!」と声をかけたことが始まりとされている。

これをきっかけに声楽や器楽のコンサートでも声がかけられるようになり、この習慣が広がった。

「アンコール」はおよそ400年も前に始まったのですね!

「アンコール」の習慣がない中で、観衆に声をかけられる程の歌を披露した歌い手の演奏も気になります。

さて、それでは日本で初めてアンコールが行われたのはいつなのでしょうか?

日本でのアンコールの始まり

日本でアンコールが初めて行われたのは、今から141年前の1878年6月4日、後楽園で開かれたコンサート。

当時の演奏は陸軍軍楽楽舎・近衛軍楽隊・式部職雅楽部の3つの楽団。指揮はドイツの軍楽指揮者で作曲家のフランツ・エッケルト(日本の音楽教育の尽力者。国家君が代の吹奏楽編曲を手掛けた。)。プログラムはロッシーニやワーグナーの序曲など、全11曲。コンサートの終盤の曲が大いに盛り上がり、もう一度その曲が演奏されたという記録が文書で残されている。

日本での「アンコール」の始まりは、世界からはかなり遅れていることがわかります。まだ割と最近であることに驚きです。

知って得する「アンコール」の豆知識

「アンコール」は、フランス語のencor e (もう一度) に由来されます。

しかし日本で使われる「もう一度聴きたい」という意味を込めて「アンコール」を用いるのは、日本と英語圏の人だけなんだとか!?

語源であるフランスでは、「アンコール」ではなく「ビス・bis(ふたたび)」と歓声を送ることが多いようです。

日本で馴染みのある「アンコール」と「ビス」に置き換えて考えるとものすごく違和感がありますが、これも文化の違いなのでしょうか?

この豆知識があれば、フランスでコンサートを聴くときに驚くことはありませんね!

最後までお読みいただきありがとうございました。
必要な方に届きますように☆

八神奏介