吹奏楽コンクール開催中止を受けて思うこと

皆さんこんにちは!
八神奏介です。

2020年度の全日本吹奏楽コンクール・全日本小学生バンドフェスティバル・全日本マーチングコンテストの開催中止が発表されましたね。
こんな状況なので、仕方がないことだと思いますが、自分の生徒達のことを想うと心が痛みます。

しかし、コンクール開催を願う学生達の気持ちを十分承知しながら、開催中止を決定された吹奏楽連盟の関係者の皆様の決断は英断だったと僕は思います。

学生達の気持ちを踏まえ、無理矢理開催することもできたでしょう。
しかし、もし開催をして懸命に音楽に向き合う学生達の命や応援してくれるご家族の命が危険にさらされてしまったらどうでしょうか。

「吹奏楽コンクールが開催されたせいで・・・」

このように考える人が出てしまったら、悲しいですよね。
音楽が大好きで、楽器が大好きで、吹奏楽が大好きで、一生懸命取り組んできた子どもたちが、音楽・楽器・吹奏楽が嫌いになってしまったり、吹奏楽コンクールがただの悲しい思い出になってしまうのはさみしいです。

2020年度の吹奏楽コンクールは、今年だけです。
今のメンバーでできるコンクールも今年だけです。
なので学生達の辛い気持ちもすごくよくわかります。

周りの大人や顧問の先生が学生達のためにするべきことは、学生達がこの辛い現実を受け入れ、前に進むことができるように配慮することではないかと思います。

 

吹奏楽コンクール開催中止を受けてショックを受けている学生の皆さん、すぐに納得しろというのは難しいと思います。
すぐに気持ちを切り替えるのも難しいと思います。

時間をかけて気持ちの整理をしてください。
自分の中で気持ちの整理ができないときは、周りの友達と話をするのも良いでしょう。
家族に話を聞いてもらうのも良いでしょう。
がむしゃらに楽器の練習をするのも良いでしょう。

自分の気持ちと向き合って、少しずつ気持ちの整理をしていってください。

今日自分の生徒の保護者の方とお話をしました。
僕の生徒には、小学生バンドフェスティバルと吹奏楽コンクールに関わる生徒がいます。
開催中止を受けて子ども達の様子を聞いてみると、まだ現実味がわかずピンときていないという生徒や、ショックは受けていたが、中止になるかもしれないと心の準備ができていたので、ショックではあるが大丈夫という生徒ばかりで、ひどく落ち込んでいる生徒がいないことに少し安堵しました。
保護者の皆さんには感謝しかありません。

僕もレッスンが再開したら、レッスンを通して生徒たちが少しでも前を向けるように自分にできることをやっていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

八神奏介

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